HOME 予防歯科
予防歯科とは治療後も継続して健康的な口腔内を保つための治療です。
むし歯や歯周病は最悪の場合、ご自身の歯を失ってしまうこともあります。歯を失うと生活のQOL(Quality of life)が下がってしまいます。そうならないためにもご自宅でのホームケアと同時に、歯科衛生士による定期的なプロフェッショナルケアが重要です。
当院では、患者さんのお口の健康と笑顔を守るため、3ヶ月~6ヶ月に一度の定期的なメインテナンスをおすすめしております。「いつまでも自分の歯で過ごしたい」とお考えの方は、ぜひ、スタッフにご相談ください。
むし歯や歯周病は、発生・進行・再発を予防できる病気であるということが、科学的に立証されております。痛みや腫れがなくなったからといって、それで終わりではありません。健康な口腔内を保つためには、定期的な歯科医師による診察とお口のクリーニングを行うことが重要です。
当院ではメインテナンスとして、定期的にむし歯や歯周病のチェック、歯みがき指導(T.B.I)、歯のクリーニング(PMTC)、フッ素塗布などを行っております。まずはお気軽にお問い合わせください。
予防歯科の基本は歯磨きです。自分では磨けているつもりでも、実際きちんとブラッシングできていないケースがほとんどです。正しい方法で毎日歯磨きを行うことが予防の第一歩になります。
当院では歯科衛生士が患者さんに合った歯ブラシのヘッドの大きさ・硬さ・磨き方を丁寧に指導致します。
歯のクリーニング(PMTC)とは、毎日の歯みがきで落ちない歯の汚れ(バイオフィルム)を歯科医院で専用の器具を用いてクリーニングすることです。
歯の汚れはバイオフィルムと呼ばれ、歯の表面にヌルヌル、ネバネバした膜を作ります。この膜の中にはむし歯や歯周病の原因となる細菌が住み着いており、歯ブラシでは取り除けないほど強力な粘着力を持っております。
歯のクリーニングはスウェー デンのアクセルソン博士により提唱され、博士の研究によるとPMTCを続けた人とそうでない人のむし歯の発生率は、4年間で約15倍、6年間ではなんと70倍の差になりました。また成人では30年間PMTCを受け続けた256人が失った歯は、平均でたったの0.6本でした。
歯のクリーニングを定期的に行うことによって強力なバイオフィルムを除去し、お口の中をむし歯、歯周病から守り、健康的な口腔内を維持できます。